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その他の症状
以下のような疾患や症状については、入院施設やMRI、CTなどの専門的な設備と特殊な知識を有した専門スタッフが必要となるため、当院では充分な治療が行えない可能性があります。
摂食障害
摂食障害は主に食べることを拒んでしまう『拒食症』と反対に際限なく食べ続けてしまう『過食症』の2タイプがあります。この2つの症状2つが交互にあらわれるケースが多く見られます。摂食障害は女性、特に若い女性に多く見られます。摂食障害の原因は無理なダイエットやストレス、また思春期の女性の場合は体重が増えることに対する恐怖感が摂食障害の引き金になるケースがあります。
パーソナリティ障害
パーソナリティ障害とは、一般的な大人に比べて、極端な考えや行為を行ったりして、結果として日常生活に支障をきたしてしまう状態を指します。パーソナリティ障害は一般的に、以下の3分類に分けられています。
- 風変わりで奇異、妄想を抱き易く、自閉的な性質の人格障害。
- 感情的で混乱の激しい人格障害。演劇的・情緒的・移り気。ストレスに弱く他人を巻き込む。
- 不安や恐怖感が非常に強い人格障害。周囲の評価・視線に非常に敏感でそれがストレスとなる。
認知症
認知症はかつては痴呆という名前で広く知られていた病気です。脳の働きの中の認知機能と呼ばれる、物事を記憶する、考える、判断するなどの機能が低下し、日常生活に支障をきたしてしまったことのことを指します。 一般的なもの忘れと混同されがちですが、もの忘れはある出来事のうちの一部を忘れてしまうのに対して、認知症では、物事全体を忘れてしまいます。頻繁に同じ事を何度も聞く、何度もあっている人のことを忘れているなどの症状が見られる場合は、認知症の可能性があります。また、周辺症状という、認知症に伴って起こる抑うつ状態、睡眠障害、幻覚、妄想などの症状は治療が可能です。
てんかん
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮(放電)が原因で、全身のけいれんや意識がぼやけるなどの発作が繰り返し起こる病気です。昔は子供の病気とされていましたが、現在では大人でもてんかんにかかるということがわかっています。また、人口の1%前後(日本では約100万人)がてんかんであるという統計もあり、決して珍しい病気ではありません。